ごあいさつ

千葉県ソフトボール協会会長

会長 勝又隆一

本年度から千葉県ソフトボール協会の会長に就任いたしました。
皆様に向けてご挨拶するのは、2018年に千葉県で開催された“世界女子ソフトボール選手権大会”の大会会長に就任して以来となり、千葉県ソフトボール協会が創立70周年を迎えた節目に本職を拝命いたしましたこと、これもひとつのご縁と感じております。

現在では、皆様もご存知のように日本の人口は減少傾向にあります。
協会の活動をしていく中で、「ソフトボール人口が減っているので何とかしなければいけない」という話が必ず問題になるそうです。しかし、そのような時に本質をよく考えて、何のためにやっているのか?どういうことを目指しているのか?具体的に何を進めるのかが大切であるとおもっています。

まずは、本会の目的として掲げられている「千葉県下におけるソフトボール競技の普及、及び振興を図り、県民の体力を増進させ楽しいスポーツの実践と趣味をかん養することを目的とする」ということを念頭におきながら、大きな活動だけでは成功はなく、草の根活動のように地道な活動が必要不可欠だと考えています。ソフトボール競技は、『生涯スポーツ』と言われ、小さなお子様からご年配の方まで楽しめるスポーツであり、今後も小・中・高、大学、そして県内企業にもその魅力が伝わるよう展開し、2018年の千葉県で行われた世界選手権大会で『世界が千葉でひとつになる』と掲げたメッセージにこめられたソフトボールへの熱を、さらに県下に広げていく新しい協会づくりを進めて参りたいと思います。

 

千葉県ソフトボール協会の未来像

二つの大きな柱大会運営従来の大会運営
普及・啓蒙人材の育成(新規事業)

経過
 千葉県ソフトボール協会は、創立70年の伝統ある競技団体です。創立以来、アマチュアスポーツのボランティア団体として、大会運営を主たる事業として取り組んできました。現在は、県内大会主催は無論ですが、最近は全国大会も主管するようになりました。全日本大会で活躍するチームも多々有り、日本代表選手も数多く輩出しています。2年前には、世界女子ソフトボール選手権大会を主管し、当協会の底力を発揮しました。
 そういう中ですが、県内外のスポーツ環境は必ずしも好転していません。むしろ後退していると思わざるを得ません。所謂、少子高齢化という社会状況もあり、特に団体競技にとって厳しくなっています。当協会へのその影響は、チーム数・競技役員減少など顕著になっています。世界選手権大会について、大会そのものは大成功でしたが、財政面で期待に反し新たな負担を残すことになりました。その結果、大会運営にも支障をきたすことになり、各種徴収費値上げを決断するに至りました。加えて、この間の新型コロナウィルス感染により、状況はより一層厳しくなることが予想されます。
 そういう厳しい現状の中ですが、ソフトボール競技にはまだまだ将来性があると思います。
 一番は、集団生活の大切さを見直すべきとの大きな流れです。本来は、学校教育で育まれるはずですが、一気に好転する兆しは見えません。対して、ソフトボール競技は、競技そのものが集団であることが利点です。加えて、競技の特性で自分より他への気遣いを強く求められます。
 二番目に、生涯スポーツとして高年齢になっても競技できることです。この点に関しては、私たちも見直すべきです。当協会においても、いつの間にか競技力優先になっています。強いチーム、優秀な選手育成が最優先されてきました。誰でも、いつでも楽しめる競技であったはずです。
 協会内で次世代を担う関係者にヒアリングを行い、ソフトボールの魅力を聞いてみました。
 その結果も踏まえ、ソフトボールの特性(魅力)を整理しました。下記のとおりです。

①チームワーク(協調性)②走攻守(多様性)③我慢(忍耐力)
④意外性(危機管理)⑤頭脳戦(地頭力)⑥生涯スポーツ(継続性)

 とは言え、将来性についての認識はありますが、今までの仕組みでは認識のみで終わってしまいます。
 そこで、あらたに人材育成を柱とした新規事業を考えました。突出したプランではありますが、非現実的な話しではありません。幼児期から小学校・中学校・高校・大学に至まで、ソフトボールを通じて技術向上のみならず、優れた人格形成を目指します。競技団体である当協会が、人材育成を意識し、最終的には県内企業への就業支援も行うというものです。
 この新規事業を実現するには、県内企業の協力が必須条件になります。

新規事業である普及・啓蒙(人材育成)活動について

 幼児期のボール遊びの世代から、小学校・中学校・高校・大学・実業団と継続的な関わりを持つことで、技術向上のみならず人格形成も視野に入れることができ、優れた人材育成に結びつけることが期待できます。その結果として、関わった選手自らが千葉県に恩返しを考えるような組織作りを目指します。
 実現に向け、県内企業からの幅広い協力を求めると共に、他団体との具体的な連携を深めます。
 将来的に、日本リーグ(男子・女子)加盟、法人(一般社団もしくは一般財団)化を目指し、継続・発展を見込める組織作りを目途とします。
 当協会同様難題に直面している他都道府県協会にとって、解決への突破口になり得る仕組みであると確信します。

 

組織図

令和2年度 事業報告

令和3年度 千葉県ソフトボール協会評議員

令和2年度 千葉県ソフトボール協会規約

令和2年度 千葉県ソフトボール協会専門委員会業務